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ジェラール・プーレ  

Gérard POULET

 フランスが誇る、世界的ヴァイオリニストにして、偉大な教育者。ジェラール・プーレは、指揮者とヴァイオリニストであったガストン・プーレの息子として天才少年期を送る。父親のガストンは、1917年ドビュッシーが「ヴァイオリン・ソナタ」を作曲家自身のピアノで初演の際、共演したヴァイオリニストである。

 11歳でパリ国立高等音楽院に入学、2年後に首席で卒業。18歳でパガニーニ国際コンクール優勝。フランチェスカッティ、メニューイン、ミルシュテイン、とりわけ人生の師と仰ぐヘンリック・シェリング等の巨匠に師事。

 世界各地でソリストとして活躍。多くのオーケストラと共演を重ね、キャリアを世界中に広めた。

 これまでに、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ストラスブール国立管弦楽団、リール、ボルドー、RAI・トリノ オーケストラ、プラハラジオ交響楽団、リェージュ・フィルハーモニック管弦楽団、北京交響楽団、シュツットガルト管弦楽団、読売交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック、仙台フィルハーモニック、大阪シンフォニカー等と共演。

 80歳を越えた今も「現役」の演奏家としてコンサート活動を行っており、各国の主要な国際コンクール審査員(長)に招聘されている。

 偉大な教育者でもあり、2003年長年教授を務めたパリ国立高等音楽院を退官後、パリ市立音楽院とエコール・ノルマル音楽院で教鞭を執り、東京芸術大学客員・招聘教授(2005年~2009年)を務め、2010年より現在は昭和音楽大学の教授を務める。多数の音楽大学(桐朋・国立・沖縄県芸・愛知県芸・フェリス・作陽・洗足など)にも招かれている。

 コンクールの優勝・上位入賞者を多数輩出し、日本ヴァイオリン界のレヴェルアップにも、大きく貢献している。

 世界中でマスタークラスを行っており、日本では、「京都フランス音楽アカデミー」「いしかわミュージック・アカデミー」「軽井沢国際音楽祭」「北海道アップビート国際音楽セミナー中札内」「河口湖音楽セミナー」「NAGANO国際音楽祭」「アーツ国際音楽セミナー《北海道》,《東京》」「妙高ストリングセミナー」等に招聘されている。

 1995年フランス芸術文化勲章、1999年フランス文化功労賞を受賞。

 日本弦楽指導者協会・日本フォーレ協会 名誉会員。

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【出版物】

 音楽の友社より2009年にドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ、2011年にサン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソ、2015年にフランクのソナタ、ラヴェルのソナタ、また2012年4月にレッスンの友社よりチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のジェラール・プーレ校訂を出版。

 生涯で67枚のCD(LP)を出しており、日本では次のCDをリリースしている。

〈クライスラーの珠玉の名曲集〉2006年 マイスターミュー

ジック株式会社。

〈フランス3大ヴァイオリン・ソナタを弾く〉2008年 タカギクラヴィア株式会社。

〈ロシア・ロマン派を歌う〉2010年 タカギクラヴィア株式会社。

〈ピレネーの太陽〉2010年 キング・インターナショナル。

〈ベートーヴェン 7,6,5番「春」〉2013年 ALM Records コジマ録音。

〈ベートーヴェン 9番「クロイツェル」、10番〉2016年 ALM Records コジマ録音。

〈グリーグ・スーク・スメタナをうたう〉2016年 タカギクラヴィア株式会社。

〈ブラームスをうたう〉2017年 タカギクラヴィア株式会社。

 

日本をこよなく愛し、日本とフランスをほぼ半々に生活している。www.gerard-poulet.com

 

◆プーレ氏の言葉

「今が人生の最高。こんなに良い生徒たちを持ったのは生涯で初めて。多くの素晴らしい友人、同僚に恵まれ、日本にいる幸せを常に感じている。日本人の心(思いやり)、丁寧さ、規律の正しさ、日本の食事が大好き。」

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